便秘の解消にはオリゴ糖がおすすめ

便秘の解消に効果があると言われているオリゴ糖は、いくつかの単糖が結合した糖質の一種で母乳にも含まれているものです。腸内環境を整える善玉菌の栄養分となることで、善玉菌を増やす働きがあることでよく知られています。善玉菌が増殖するためには、その栄養分となる糖類が必要となります。オリゴ糖以外にも数多くの糖類が存在していますが、ほとんどの糖類は、胃や小腸で消化吸収されてしまうため、大腸で生息している善玉菌のエサとなることができません。オリゴ糖は、難消化性であるため、大腸まで届いて善玉菌を増やすことができるとともに、食物繊維と同じように腸内の不要な物質を吸着して体外に排出することができます

腸内の善玉菌が減少し、悪玉菌優位の状態になると、有毒物質や腐敗した便などが長時間、腸内に留まることによって、便秘になるだけでなく腸壁を傷つけることにもなり、大腸のさまざまな疾患を引き起こす要因にもなります。腸内細菌のほとんどを占める日和見菌は、善玉菌が減少すると、悪玉菌と同様の作用をするようになるため、腸内環境が悪化します。善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌とそのエサになるオリゴ糖を一緒に摂取して、腸内環境を整えることが便秘解消への近道であると言えるでしょう。

便秘解消に効果のある運動

便秘をする原因には慢性的な運動不足も考えられます。生活習慣病や肥満の予防のために運動を心掛けている人も多いようですが、運動をしないと腹筋が衰え、腸のぜん動運動が低下するため便秘になるとも言われています。排便する際には、快便の方でも自然ないきみを必要とし、腹筋を使っています。便秘気味で長くトイレに座っていると、トイレから出たあとに腹筋が痛むという経験は誰にでも心当たりがあるはずです。腹筋を使っていきむと腹圧があがり、大腸が刺激されて排便が促されます。時計回りに少し強めにお腹を圧迫すると便が出やすくなるのもこれが原因です。

ストレスが溜まり、自律神経やホルモンのバランスが乱れることによっても腸の働きが低下することがあります。過度な緊張により下痢をするのと同様に、腸の動きが正常でないと慢性的な便秘になることもあるのです。運動には、乱れた心身のバランスを整えたり、ストレスを解消したりする効果があります。特に、胃腸などの働きに大きな影響を与える副交感神経を活発にすることができるため、便秘の解消に効果があると言われています。ハードな無酸素運動ではなく、ウォーキングなどの軽めの運動が効果があるとされており、ストレッチでお腹のねじりを加えたりするのも効果があります。また、運動と一緒に善玉菌を増やしてくれるオリゴ糖を摂取するのもおすすめです。